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文部科学省 元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>
NIMSを拠点実施機関とする「元素戦略磁性材料研究拠点」が採択

NIMSに希少元素によらない新規高性能永久磁石材料を研究開発する世界的な拠点が形成される

2012.06.29
(2012.07.02 更新)


このたびNIMSは、文部科学省の元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>に、NIMSを拠点実施機関として連携9機関と共同で応募した「元素戦略磁性材料研究拠点」が採択されることが決定しました。

概要

文部科学省は、元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>における拠点実施機関として、独立行政法人物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝、以下NIMS)が連携9機関と共同で応募した「元素戦略磁性材料研究拠点」を採択することを決定しました。

元素戦略磁性材料研究拠点は、理論・計測解析・材料創製の3分野を融合させて、新規磁石材料の理論探索を進めると同時に、既存磁石材料の高性能化技術を研究し、希少元素に依らない大量生産可能な次世代磁石材料を実験室規模で創製し、産業界での開発研究に必要とされる基礎学理と技術基盤を構築することを目的としています。同時に、将来の磁性機能材料研究開発の継続的な発展に寄与する人材の育成も目指します。

本研究拠点では、メカニズム解明に根差した新規高性能磁石材料の創出を目指し、代表研究者 (広沢 哲 : 元素戦略磁性材料研究拠点長) の下に、新規物質探索の決め手となる理論や計算科学の分野を担当する電子論グループ (リーダー : 産業技術総合研究所ナノシステム研究部門 三宅 隆 主任研究員) 、特性発現機構解明に欠かせない微細領域の組織解析の分野を担当する解析評価グループ (リーダー : NIMS 宝野 和博 フェロー) 、高度な組織制御技術を駆使し研究成果の工業化に不可欠な材料創製分野を担当する材料創製グループ (リーダー : 東北大学大学院工学研究科 杉本 諭 教授) の3グループを設置し、東京大学 (理学系研究科、物性研究所) 、名古屋工業大学、大阪大学、京都大学、高エネルギー加速器研究機構、高輝度光科学研究センターの9機関と連携して、共同研究を推進します。