トムソン・ロイター社では2004年より、卓越した先端研究領域において活躍・貢献が認められる研究者を、トムソン・ロイターの論文データベースWeb of Science® のデータの引用分析に基づき「リサーチフロント・アワード」として選出しています。
日本では 3度目の発表となる今回は、Web of Science® の2006-2011 年データの引用分析に基づいて、全世界6,762の先端研究領域 (リサーチフロント) から、日本の貢献の比重が高いフロント7つと、その中で顕著な功績が認められる日本の研究機関所属の研究者16名が発表されました。
その「材料科学 / Materials Science」分野において、国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 (MANA) の
板東 義雄 最高運営責任者と、
デミトリ・ゴルバーグ ナノチューブユニット長の2名による論文『1次元無機ナノ構造物質の探索・創製とその応用』が、最近の被引用数の伸びが著しく上昇傾向にあるフロントとして、その研究内容と成果の潜在的な可能性から選出され、2012年2月21日、トムソン・ロイター社赤坂オフィスにて授賞式が行われました。