ペンシルバニア大学 物質構造研究所と姉妹機関協定を締結

2011.12.21
(2011.12.28 更新)


平成23年12月21日、NIMS千現地区において、米国 ペンシルバニア大学 物質構造研究所 (LRSM-UPenn) との包括研究協力協定 (姉妹機関協定) の調印式がYodh所長と潮田理事長によって執り行われました。

「調印式で握手を交わすNIMSの潮田理事長 (左) とLRSM-UPennのYodh所長」の画像

調印式で握手を交わすNIMSの潮田理事長 (左) とLRSM-UPennのYodh所長



調印式に引き続き、第1回目の「LRSM-NIMS Materials Workshop」が開催され、お互いの最新の研究成果を発表するとともに、グループディスカッションを行ない今後の研究協力の可能性について話し合いました。
2日目はNIMSの概要説明を受けた後、研究施設見学を行い、ペンシルバニア大学からの代表団はNIMSで行われている研究について更に理解を深めました。

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LRSMは、1960年に米国 国防高等研究局 (Defense Advanced Research Projects Agency: DARPA) によって創設された5つの先駆的な材料科学研究所の一つで、その長い歴史を通じて世界の材料科学の礎を確立する上で多大な貢献をしてきました。また、ペンシルバニア大学は米国独立よりも以前の1740年に創立された世界的にもトップクラスの大学であり、これまでに26名ものノーベル賞受賞者を輩出しています。
NIMSとLRSMとは共通する研究分野が非常に多く、本協定の締結により今後活発な研究と人材の交流が期待されます。

ワークショップで講演を行うYodh所長

MANAの説明を受ける様子

MANA Foundryの説明を受ける様子

ナノシートの説明を受ける様子

生物の接着技術の説明を受ける様子

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