液体窒素冷却して測定する方法
@ chamber #1(測定室)には探針のみSETし、サンプル等はchamber
#2(処理室)にストックしておく。(理想的には探針もchamber
#2に入れておく方がいいが、冷却後の操作性を考慮して)
A chamber #1上部の液体窒素注入口に注入棒を差込、タンクからチューブを介して注入する。
chamber #1上部の光学測定系統を保護するためにアルミ箔で覆う。
液体窒素はタンクの加圧計が0.05MPa以下の状態で注入する。
B 注入後は注入棒上部をアルミ箔で覆い、両サイドの口はチューブの先をクリップ止めする。
一方のチューブには排気が出来るように割目を入れておく。
C P.C.上段の温度計をONする。
室温からの冷却には一晩以上掛かるので、この状態で放置
D 温度が120〜130K以下になったらchamber #2のサンプルをchamber #1に移動する。
E chamber #1上部のフタ開閉コックを閉める。
F chamber #1上部ジグをLockから2mmFreeにする。
G サンプルを移動した直後に少し温度上昇するので、この間に探針の「Approach/Cont.」をしておくとApproachに要する時間短縮になる。
Approachの設定を Z hight ; 90 → 100% にして実施する。
H 温度が再び下がって安定したら「Approach/App.」する。
Approachの動きはかなり遅いはず。