サンプルや探針のSputtering


@ 通電加熱の必要なサンプルはchamber#2(処理室)のサンプルストック台最下部(加熱用配線がしてある)にサンプルホルダーをSETし、サンプルをイオンガン方向に向ける。通電加熱するサンプルは左右水平になるようSET方向を確認すること。
通電加熱不要のサンプルのSETは最下部でなくてもよい。
探針の場合はchamber#2のサンプルストック台上部、銅部分の専用ストック台にSETする。

A Gate Valve#1をCLOSEする。

B Gate Valve#2をOPENする。

C イオンガンにAr gasを注入する。

    ・古いAr gasを排気するため、Ar gasの緑コックをCLOSEした状態でイオンガンの銀コックをOPENする。

    ・排気後、イオンガン銀コックをCLOSEする。

    ・Ar gasの緑コックを一瞬OPENしてイオンガンにgasを注入する。緑コックはすぐCLOSEする。

D IP#2(イオンポンプ・PREP CHAMBER)をOFFする。

Sputter22.jpgE 電流計とchamber#2を右図のようにつなぐ。(探針の場合不要)

F chamber#2の真空が 1.0 X 10-6 Torr 位になるまでイオンガンの銀コックをOPENする。

G ION GUN POWER SUPPLY をONして、以下のとおりに設定する。
   ・ION ENERGY : 1KV
   ・FILAMENTダイアルでEMISSION : 5mA

H 電流計をONし、電流値(A DC ボタンを押す)が 300〜400nA になるようイオンガン銀コックを調整する。(探針の場合不要)

I For 20 min. 放置(スパッタリング中)。
  この間、電流値が 300nA 以下になったら FILAMENT ダイアルで調整する。(探針の場合不要)

J ION GUN POWER SUPPLY を以下のようにしてからOFFする。
   ・FILAMENT ダイアルで EMISSION : 0mA
   ・ION ENERGY : 0KV

K 電流計をOFFする。

L イオンガン銀コックをCLOSEする。

M IP#2 をONして HV ON のボタンを押す。