Baking


@ RP(ロータリーポンプ);ON、TMP(ターボ分子ポンプ);ONの状態にする。

A Gate Valve#1,#2,#3、TMP横のコックをすべてOPENする。

B Gauge#1,#2;OFF、IP(イオンポンプ);OFF。

C 以下のつなぎ等をすべて外す。

Baking

Chamber#1
・レンズやライト
・上部のP1〜、液体窒素注入口、光ファイバーなど
・真空計Gauge
・トンネル電流検出部
・下部のIP(手でネジを回して外す)、磁石、TSP

Chamber#2
・イオンガン部分
・真空計Gauge
・下部のIP(手でネジを回して外す)、磁石、TSP

Chamber#3
・水注入ホース2本(真鋳部根元をしっかり固定した状態で外す)
・膜圧計つなぎ(根元のGold部を外す)
・(真空計Gaugeはモニターのため外さない → 真空計#3はON)

D ヒーターが直接触れないように、各Chamber上部のつなぎを外した部分やトランスファーロッドなどのハンドル部、ガラス窓、目盛があるような繊細な個所をアルミ箔で覆う。

E ヒーターと共に全体をアルミ箔で覆う。Chamber下部も忘れず覆う。Chamber#1、#2の筒の部分は電熱線がすでにSETされているのでヒーターは必要ない。
(・トランスファーロッドのハンドル部はヒーターをアルミ箔で覆わない。
 ・Chmber#3の真空計Gauge部はヒーターもアルミ箔も覆わない)。

F ヒーターのプラグを差し込むと同時にSTARTする。この状態で一晩加熱する。

G 真空計#3は10-7台になっているか確認。(冷めると大体102程度圧力下がる)

H ヒーターのプラグを抜いて加熱を終了する。

I 全体がまだ熱いうちにガス抜きのため、Chamber#1&#2でTSP;30A, 5〜10min.稼動させる。

J Chamber#1&#2の真空計GaugeつないでON、下部の磁石とIPをつなぎIP;ON(HV;ON)する。(全体が熱いうちに出てくるgasを抜きたいため)

K 全体を覆っているアルミ箔やヒーターを取る。

L Chamber#3の水注入ホース2本、膜圧計をつなぐ。

M 2,3時間おきにChamber#1&#2についてTSP;46A, 1min.稼動させる。

N Chamber#1上部のP5をつないで内部温度計;ONする。

O Chamber#1内部が十分冷めたら、上部や電流検出部をアースしながら十分気を付けてつなぐ。