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ヒル ジョナサン グループリーダーらの研究成果「待望の含窒素有機化合物を合成!」を紹介

2021.03.11

待望の含窒素有機化合物を合成!
〜水の酸化や電気分解の触媒として応用が期待されるエコな分子〜


ヒル ジョナサン グループリーダー(光機能分子材料グループ)らは、欧米の研究者との国際共同研究により、待望の5つの縮合芳香環を含んだ含窒素アセン分子 “デカザペンタセン(DAP)”の合成に成功しました。この分子は、電子の数(酸化状態)によって異なる性質をもち、重要なグリーンエネルギー源として期待されている水の酸化や電気分解の触媒反応や、光を利用した化学反応の活性化を目的とした光触媒への応用が期待されます。本研究では、酸化状態が分子の自己組織化過程に及ぼす影響を明らかにしただけでなく、ナノテクノロジー応用における含窒素有機化合物の重要性も強調されました。

本研究における分子設計と合成はMANAで行われ、その後、バーゼル大学(スイス・ナノサイエンス研究所)とポール・シェラー研究所(スイス)の両方で、走査型トンネル顕微鏡を用いた分子の観察が行われました。

掲載論文


題目 : “Pyrazinacenes exhibit on-surface oxidation-state-dependent conformational and self-assembly behaviours”
著者 : David Miklík, S. Fatemeh Mousavi, Zuzana Burešová, Anna Middleton, Yoshitaka Matsushita, Jan Labuta, Aisha Ahsan, Luiza Buimaga-Iarinca, Paul A. Karr, Filip Bureš, Gary J. Richards, Pavel Švec, Toshiyuki Mori, Katsuhiko Ariga, Yutaka Wakayama, Cristian Morari, Francis D’Souza, Thomas A. Jung and Jonathan P. Hill
雑誌 : Communications Chemistry (Online March 10th 2021. 19:00 Japan time)
DOI: 10.1038/s42004-021-00470-w




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国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(WPI-MANA)

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