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幹細胞の分化を制御する“マトリックス”材料を開発

-再生医療で目的の臓器へ誘導制御するメカニズム解明に貢献-

2011.12.15
(2011.12.19 更新)

干場 隆志 ( 日本学術振興会特別研究員 )
川添 直輝 ( MANA研究者、生体組織再生材料ユニット )
陳 国平 ( MANA主任研究者、生体組織再生材料ユニット )

再生医療で重要な役割を果たす幹細胞の分化・誘導を制御できる「組織分化模倣型マトリックス」材料の開発に成功した。本材料は、再生医療において万能性を持つiPS細胞やES細胞、ほかの幹細胞を目的の組織に分化させる際に、細胞外マトリクスが果たす役割を解明する研究において重要な役割を果たすと期待される。また本材料は、骨分化と脂肪分化のバランス不全によって引き起こされる骨粗しょう症の疾患メカニズム解明にも有用と考えられる。

幹細胞が分化する際の細胞外マトリックスを模倣した「組織分化模倣型マトリックス」の作製




記事・報道

■新聞
日刊工業新聞(2011年12月15日9面)
日刊工業新聞(2012年1月17日27面)
科学新聞(2012年1月20日4面)


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