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ナノテク材料に画期的な合成法 安価な酸化チタンを高機能化

-人工光合成や貴金属代替材料の開発へ大きく前進-

2011.07.06
(2011.07.15 更新)

冨中 悟史 ( MANA研究者 )
辻本 吉廣 ( ICYS-MANA研究員 )
松下 能孝 ( NIMS主幹エンジニア )
山浦 一成 ( NIMS主幹研究員 )

冨中 悟史 博士と辻本 吉廣 博士らは、SPring-8に設置されたNIMSビームステーション(BL15XU)と共同で、世界で初めて二酸化チタン(TiO2)のナノ構造を保持したまま、内部の結晶構造が異なる還元型酸化物(Ti2O3)へと変化させる合成に成功した。本成果は、高機能かつ均質なナノ酸化物を製造する新たな手法を提供するものであり、その電子伝導性や可視光吸収特性を活かして、燃料電池や太陽電池など幅広い分野での材料合成への応用が期待される。

研究概要図


記事・報道

■新聞
化学工業日報(2011年7月7日4面)
日刊工業新聞(2011年7月7日20面)
鉄鋼新聞(2011年7月13日2面)


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