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従来材料比10倍:熱凝集耐性排ガス触媒の開発に成功

-レアメタル使用量削減へ道-

阿部 英樹 ( 半導体材料センター主任研究員 )
有賀 克彦 ( 主任研究者 )

従来材料に比べ約10倍の熱凝集耐性を備えた排ガス触媒材料が開発された。熱凝集耐性の飛躍的向上により、排ガス清浄化技術におけるレアメタル使用量の大幅削減に道が開かれた。

図1 新しく創製された「人工金属細胞(メタリック・セル)」、白金製の細胞壁(セルウォール)に開いた1000分の1ミリの細孔(チャネル)を介して自動車排ガスを吸引、細胞内部で清浄化した後、吐出する


図2 メタリック・セルの原理




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