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酸素非化学量論的BiMnO3を合成し、その物性を解明

-ナノの高誘電体シートで素子の小型化と大容量化を同時実現 -

アレクセイ・ベリック ( MANA独立研究者 )

マルチフェロイック材料は、電気双極子モーメントや磁気モーメントの長周期構造を持ち、合成時に強誘電と強磁性母相材料の両方の物性を併せ持つことができる。BiFeO3 とBiMnO3は最も研究されているマルチフェロイック材料であるが、後者の特性についてはまだまだ検討の余地が多い。本研究では、BiMnO3の構造と磁性に及ぼす酸素の非化量論的効果を研究した。

図1 酸素含有量の関数で表したLaMnO3+δとBiMnO3+δの電気的磁性的性質と結晶構造の変化



図2 温度に対するBiMnO3+δの磁化率の変化。ZFC: 100 Oeのゼロ磁場冷却データ、FC: 100 Oeの磁場冷却データ




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