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お知らせお知らせ

東北関東大震災に関しての拠点長からのメッセージ

関係者の皆様へ

物質・材料研究機構(NIMS)
国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)
拠点長 青野正和

3月11日に我が国を襲った東北関東大震災に関して、MANAを代表してメッセージを差し上げます。

何よりも先ず、この大震災によって亡くなられた方々に、心から哀悼の意を表します。また、様々な被害に会われ、苦しい避難生活を送られている方々に、激励のエールをお送りします。さらに、この未曽有の大震災を克服するために様々な方面において滅私の努力をされている方々に、心から敬意を表しお礼を申し上げます。

この大震災の直後から、世界中の多くの方々がMANAに対して温かいお見舞いのお言葉を寄せられました。本当にありがたく存じます。MANAが位置する茨城県はかなり激しい地震を経験しましたが、幸いにして、MANAの全ての人間は無事でした。研究設備は大小の損害を被りましたが、いずれも致命的なものではありません。

また、地震後の津波によって大きな被害を受けた福島の原子力発電所の近辺では、放射線強度はやや高いものの、MANAが位置しているつくば市では、それはまったく問題にならない低い値で、NIMSウェブサイトでも放射線測定結果をお知らせしています。

我が国はこのたびの未曾有の大震災によって確かに痛打を受けましたが、全ての日本人がこの国難を克服するために力強く立ち向かい始めました。しかし、その克服のためには、世界中の皆様の温かいご援助がぜひとも必要です。ここに伏してお願い申し上げます。


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