機構の動き

NIMSの論文が質量ともに大幅に向上

 平成15年に科学雑誌に掲載されたNIMS研究者の原著論文数が1000報を超え、2年前と比べて約2.6倍となったことがこのほど明らかになりました。正規の研究職員一人当たり、年間約2.5報の論文を発表したことになります。また、これらの論文が掲載された雑誌のインパクトファクターの平均値も0.5近く上がっています。
 この統計では、査読のある雑誌に掲載された論文だけをカウントしています。インパクトファクターが最も高いnature誌の6報から、インパクトファクターが定義されていない和雑誌などの約100報までが対象となっています。独立行政法人化以来、NIMSは研究業績の向上に取り組んでいますが、ここに示す結果はそのひとつの成果であると考えられます。





JICA研修員がNIMSに来訪
 平成16年2月12日に、産総研JICAプログラムにて研修中の中国、モンゴル、パナマ、パレスチナの研究者5名がNIMS並木地区に来訪されました。
 当日は、NIMSの概況説明を行った後、物質研究所・超微細構造解析グループの研究室や高圧合成ダイヤモンドの研究について見学されました。





スイス・EPFL大学生がNIMSに来訪
 平成16年2月24日に、スイス・EPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)のホフマン教授と学生、約20名がNIMS千現地区に来訪されました。
 当日は、材料研究所・ナノ組織解析グループや超耐熱材料グループ、生体材料研究センター・機能再建材料グループの研究室及び実験装置などを大変熱心に見学されました。





NIMS-KEKワークショップを開催
 NIMSと高エネルギ−加速器研究機構(KEK)は、両機関間の一層の協力促進を目指して、第1回ワ−クショップを昨年12月16日にNIMSに於いて、第2回ワ−クショップを本年2月10日にKEKに於いて開催しました。ワ−クショップでは、両機関における最新の研究成果の紹介や協力促進のための方策について意見交換を行いました。

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