機構の動き

第2回 アドバイザリーボード会議報告

総合戦略室



 アドバイザリーボードは、当機構の研究運営等に関して外部からの率直な意見、アドバイスをもらうための制度で、国内外の有識者12名から構成されています。この第2回会議(海外メンバー4名による会議)を去る1月30日、31日に開催しました。
 今回の会議では、当機構全体の運営システム及び6つの研究ユニットの研究活動に関して評価、アドバイスを頂くとともに、アドバイザーの方々が所属する機関の研究システムについてもご紹介頂きました。評価結果は概ね良好でありましたが、もっと外国人研究者を増やすべき、理論と実験を融合した領域の研究を推進すべき、研究ユニット間にまたがる研究テーマを持つべきなどの意見が出されました。これらの点については、当機構として、また研究ユニットとして改善を進めていきたいと考えています。
 第3回は本年の7月〜8月に、残る5つの研究ユニットを評価対象として、今回と同じく海外メンバーによる会議を予定しています。








米国国立標準技術研究所と姉妹機関協定を締結

評価・国際室



 当機構は、2003年1月30日に、米国の国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology, NIST)材料科学工学研究所(Materials Science and Engineering Laboratory, MSEL)との間に、物質・材料科学分野での包括的な研究協力協定と位置づけた姉妹機関協定を締結しました。
 この協定は、NISTと当機構が、両機関で進行中の分野、あるいは共通の関心を有する分野について研究協力を進め、より包括的な研究協力体制を構築することを念頭においています。具体的には、(1)研究者の交流、(2)共同研究の実施、(3)標準物質の開発と交換、(4)一次・国家標準規格の相互比較、(5)セミナー、ワークショップの開催、などの形態により推進していきます。共同研究テーマとして、当面は計算材料科学、コンビナトリアル手法による材料設計、材料のナノ解析などの課題が検討されています。


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