超鉄鋼による製品化第1号に目処
−諏訪圏工業メッセ2002−
 「諏訪圏工業メッセ2002」が10月17日〜19日に、長野県諏訪地域の6市町村等が主催して、諏訪市で開催されました。出展企業等は、産学独を含めて170社に上り、参加者も3日間で1万人を超えるなど地元の関心の高さが伺えました。
 超鉄鋼研究センターでは、今年の6月から、諏訪地域の有志企業10社と共同で「STX−21共同研究会」を発足させ、超鉄鋼研究シーズの実用化を目指して共同研究を進めてきました。この度、その第1号として超微細粒鋼による「タッピングネジ」の開発に目処をつけ、その成果が、このメッセで初めて紹介されました。このことは、その成果のみならず、公的研究機関における研究シーズの技術移転が地域の活性化と直接結びつく可能性を示した一例として、様々な分野において注目されています。超鉄鋼研究センター 商品化研究室


行事予定
2002年  

11月 5日

日英ナノテクノロジーシンポジウム
(ホテルフロラシオン青山)

11日

NIMS懇話会(大阪商工会議所)

6日〜 8日

第6回新磁気科学シンポジウム
(NIMS千現地区)

16日

「自動車及び家電に関するリサイクル材料技術」
第1回ワークショップ(NIMS千現地区)

6日〜 8日

日経ナノテクフェアに出展
(丸ビル:東京丸の内)

20日

放射光グループシンポジウム
(虎ノ門パストラル)

12日〜14日

特許流通フェア2002 in九州に出展
(西日本総合展示場)

20日〜21日

「低次元ナノ構造体のデザイン特性」ワークショップ
(東京工業大学大岡山キャンバス)

25日

極微細加工・造形支援グループワークショップ
(京王プラザホテル:新宿)
3002年

25日〜27日

ナノ構造材料に関する日伊ワークショップ
(NIMS千現地区)

1月14日
〜17日

第8回極限場研究に関する国際シンポジウム
(APF-8)(NIMS千現地区)

27日〜29日

AsiaNano2002(日本科学未来館)

21日

耐熱鋼フォーラム(NIMS目黒地区)

29日

超高圧透過型電子顕微鏡グループワークショップ
(仙台市戦災復興記念館)

23日

「自動車材料技術の将来展望」ワークショップ
(NIMS千現地区)

12月 4日

NIMSフォーラム2002(芝パークホテル)

26日〜28日

国際ナノテクノロジー総合展への出展
(幕張メッセ)

9日

NIMS懇話会(虎ノ門パストラル)    

10日

第2回「アクティブ・ナノ計測基盤技術の確立」
公開成果報告会
(大阪大学先導的研究オープンセンター)
   


お知らせ

秋の叙勲

データシート発行

・新居和嘉(元金材技研所長)
 勲二等瑞宝章「科学技術研究功労」
・吉松史朗(元金材技研反応制御研究部長)
 勲四等旭日小綬章「科学技術研究功労」
 NIMSでは、中期計画における知的基盤の充実に向けた取り組みの一環として、クリープデータシート No.48 を発行しました。このデータシートには、火力発電プラントの高効率を目的として開発された2種類の鋼管の試験材料について、最長約2万時間で破断した試験片を含むクリープ破断データや高温引張データ、金属組織写真などを掲載しています。



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