ナノテクノロジー推進議員連盟が当機構を視察
 ナノテクノロジー推進議員連盟(加藤紘一会長ほか9名)が平成13年12月3日(月)に当機構に来訪され、当機構におけるナノテクノロジーの研究成果の説明を含め、桜地区の強磁場実験施設及び超高圧電子顕微鏡を約1時間にわたり熱心に視察されました。
写真:ビーム実験棟前にて


アルフレッド大学(米国)及び
クイーンズランド大学(オーストラリア)と
研究協力の覚書を締結

 当機構物質研究所は、平成13年12月10日(月)に、セラミックス分野において世界をリードする中核研究機関であるアルフレッド大学(米国)及びナノ領域の研究において南半球最大の研究設備を持つクイーンズランド大学(オーストラリア)と研究協力の覚書を締結しました。
 研究協力の対象は、ナノテクノロジー材料分野で、ナノテクノロジーを応用した次世代高エネルギー変換材料・技術を共同で確立し、持続可能な発展型社会の構築に必要不可欠な「ナノ組織制御・超イオン伝導材料及び素子」の共同開発に世界に先駆けて挑み、実用化を早めることがねらいです。これにより、各種産業への極めて大きな波及効果が期待されます。
 今後は、3機関の有機的な連携により、米・日・豪の環太平洋共同研究体制の確立、材料設計技術の確立及び研究成果の社会への早期還元を目指し、人材育成を含めた3機関の持ち味を生かした学際的な協力関係を育てていく方針です。
写真:調印終了後
左端から、岸理事長、Alastair N.Cormack教授(アルフレッド大学)、渡辺物質研究所長、John Drennan教授・ディレクター(クイーンズランド大)


出展行事報告(国際新技術フェア2001ほか)
平成13年11月13日(火)〜15日(木)の3日間にわたり、東京ビックサイト(東京有明)にて開催された「国際新技術フェア2001」及び「SAMPE JAPAN 2001」に出展しました。産学を中心とした最先端の技術や研究成果を一堂に結集して開催された両イベントには、3日間で約8万5千人の入場者がありました。当機構は、国際新技術フェア2001に「磁性材料のドライエッチング微細加工技術」を、SAMPE JAPAN 2001に「微細薄片状及びバルーン状酸化チタンの創製」ほか2テーマをそれぞれ出展し、両ブースで約800人の来場があり、多数の方に当機構の研究成果を紹介することができました。
写真:当機構ブースでの出展の様子



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