新組織体制の紹介

(全体説明)
 当機構では、独立行政法人移行後半年を機に、10月15日付けで、中期計画に沿った戦略的な機構・組織改革を行いました。
 従来の物質、ナノマテリアル、材料の3研究所体制に加え、新たに重点分野の研究を担う組織として生体材料、超伝導材料、計算材料科学の3研究センターと、材料データベースの充実や標準化を担う材料基盤情報ステーションを発足させました。
 また、理事長直轄にフロント組織を設置し、総合戦略の立案を推進するほか、積極的な技術移転を目指して技術展開室を設立しました。


(研究部門の説明)
物質研究所 Advanced Materials Laboratory

所長 渡辺 遵

 新規で画期的な特性が期待される新物質の探索や創製に関する基盤研究、それらの材料としての活用を期待した基盤的研究開発を実施していきます。
ナノマテリアル研究所 Nanomaterials Laboratory

所長 吉原 一紘

 次世代の情報通信技術や革新技術を先導するナノ物質や材料に関する基礎的研究とともに、その成果を革新的材料開発につなげる研究開発を実施していきます。
材料研究所 Materials Engineering Laboratory

所長 佐藤 彰

 機能材料とそのシステム化、複合化などに関する基礎的研究や、構造材料の創製から評価までの総合的研究開発を実施していきます。
生体材料研究センター Biomaterials Center

センター長 田中 順三

 超高齢社会の医療高度化に貢献するため、生体親和性の高い医用材料を創出し、運動機能系組織の再生、循環器系機能の再建、および各種臓器疾患の治療に応用する研究を進めています。
超伝導材料研究センター Superconducting Materials Center

センター長 室町 英治

 金属系、酸化物系、新金属系などにおける探索、基礎物性などの基礎研究や、線材開発、薄膜化などの基盤的技術開発、さらにはNMR用超伝導マグネット開発などの応用研究を総合的に実施していきます。
計算材料科学研究センター Computational Materials Science Center

センター長 小野寺 秀博

 物質・材料における諸性質、現象の起原を明らかにし、予測までを可能とする計算材料科学手法の研究開発を実施していきます。また、仮想実験技術を活用した材料設計統合システムの開発を推進し、研究基盤・知的基盤の充実を図ります。
材料基盤情報ステーション Materials Information Technology Station

ステーション長 八木 晃一

 知的基盤整備や標準化のための国際協力活動を推進し中核的役割を担うため、材料データシートの整備、プレスタンダード化事業の推進、さらにはデータベースなどの材料基盤情報を外部へ発信する業務を実施していきます。




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