研究アプローチ

  • ナノスケール局所力学挙動解析

    ナノ−サブミクロンスケールにおける力学応答を直接評価できるナノインデンテーション法によって、組織−力学応答を精緻に解析することを特徴としています。これにより、例えば、結晶粒径が異なっても粒内の変形だけを抽出することや、1つの粒界だけを対象として変形挙動を調べるなど、特定の組織を選択・抽出して力学応答を定量的に評価することによって変形機構の解明に迫ります。

  • TEM内その場変形解析

    微視スケールにおける変形挙動をより直接的に解析する手法として、透過電子顕微鏡内での材料の変形挙動をその場観察する手法を応用します。これにより、変形中の組織変化(主に転位組織)を動的に観察しながら、これと同時に計測される荷重−変位関係を得ることによって、変形組織の形成過程と力学応答の関係を精緻に解明することができ、素過程の解明を行います。

  • マルチスケール塑性変形挙動解析

    マクロな力学挙動は、様々な組織−力学関係の重ね合わせや相互作用によって発現すると考えられています。微視スケールにおける力学挙動を連続体要素の変形にモデル化し、それらをスケールアップすると同時に高いひずみレベルの挙動を再現する手法を高度化することによって、微細組織を持つ材料のマクロな力学挙動の予測に挑戦します。

受賞

  1. Masato Wakeda, 2021 Outstanding ReviewerAwards, Acta Journals, April, 2021.
  2. Viola Paul, Student Poster Award, JIM-Micromechanics workshop, October, 2020.
  3. Yo Tomota, Yan Xu Wang, Takahito Ohmura, Nobuaki Sekido, et al., Sawamura Award, The Iron and Steel Institute of Japan, March, 2020.
  4. Ya-Ling Chang, Best Poster Award, 6th International Conference on Advanced Steels, November, 2018.
  5. Jovana Ruzic, Gold Poster Award for Young Scientist, 6th International Indentation Workshop, July, 2018.
  6. Liverty Wu, Bronze Poster Award for Young Scientist, 6th International Indentation Workshop, July, 2018.
  7. Toshio Osada, NIMS President Progress Award, April, 2018.
  8. Hiromi Kondo, Poster Award, NIMS WEEK 2017, Oct., 2017.
  9. Yanxu Wang, Poster Award for Young Scientist, 9th Pacific Rim International conference on Advanced Materials and Processing, Aug., 2016.