Sn + S
反応 Sn + S → SnS
相転移


原料Sn粉末 (4N 200メッシュ)

S粉末 (6N)
会社レアメタリック
重量47mg
容器SiO2ガラス
考察
 サーモグラフは一回目の加熱・冷却過程を示す。昇温:122℃ S融解 → 239℃ Snの融解 → SnS生成(255-340℃)。降温:212℃ Snの凝固。全体的に急激な硫化反応による発熱ピークは見られず。Snの硫化は高温でもゆっくりと徐々に進行するものと考えられる。
生成熱
 Snを除いた生成物XRDは斜方晶SnSがメイン。格子定数はa=4.335Å、b=11.204Å、c=3.980Å。既報のmcm相とのズレ大。その他微量の六方晶SnS2やSn2S3が混在。
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