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我が国貿易における
"工業素材 (Engineering Material)"の役割増大を指摘

貿易動向分析の中から、工業素材が1990年代から輸出に占める割合を着実に伸ばし、今や20%台を超えて機械、電子を凌ぐ割合に達していることを明らかにした。

輸出中のシェア率(金額ベース)のグラフ画像輸出中のシェア率(金額ベース)のグラフ
20世紀末の我が国の国際競争力を牽引してきた電子や機械が低迷する中でこれからどの領域がそれに代わる役割を果たすかが将来を見通す大きな議論となっているが、貿易動向の分析の中から、工業素材(Engineering Material)が1990年代から輸出に占める割合を着実に伸ばしいまや20%台を超えて機械、電子を凌ぐ割合に達していることを明らかにした。これは、従来、鉄、非鉄、化学などに分散していた工業材料関係の分類を工業素材として整理しなおしたもので、ターゲット材、光ケープなどとともに非鉄素材などもこれらの伸びに関係している。また図に示すように、2008年の経済ショック以降も輸出占有割合という点ではむしろ増加傾向であり、今後の日本経済にとって”工業素材”が果たす役割が大きいことを意味している。

なお、この内容とともに各金属の国際トレードフローの現状を日本金属学会誌Vol.73 No.3に公表している。



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