長谷川 卓郎

人材部門 人事室 人事第1係 係員

インタビュー

1.これまでの業務経歴と現在の業務について


平成24年4月に入所し、はじめに総務部門総務部契約課 (現 : 総務部門調達室) に配属されました。契約課では、研究機器や電子ジャーナルなどを調達する業務に従事しました。その後、企画部門戦略室 (現 : 経営企画部門経営戦略室) に異動し、簡単にいうと国からもらったお金をどの部署にどのくらい配るのか考える仕事をしていました。
平成27年8月からは、NIMSの所管省庁である文部科学省に出向しています。はじめは人事課給与班に配属され、およそ1年後に人事課任用班へ異動し、現在に至ります。任用班では、文科省職員の人事異動や新規採用に関する業務を行っています。この他にも人事院、内閣人事局や国会議員から人事に関する様々な調査依頼があり、その対応を行ったり、ときには省内で開催される研修への参加やイベントの手伝いをしたりもします。

2.これまでの業務で印象に残っていること

NIMS内の業務ではありませんが、個人的に一番印象に残っているのは、出向先である文科省での採用活動です。国家公務員試験の受験を考えている方は「官庁訪問」という言葉を聞いたことがあるかもしれせん。国家公務員試験に合格した人は、就職したい省庁に訪問し、そこで働く職員と面接をします。私は、裏方として官庁訪問運営のサポートをしていました。アツい思いを持った文科省職員と未来の文科省を背負って立つ訪問者が、科学技術の未来について話をする様子など、NIMSではなかなか見ることのできない国家公務員採用の舞台裏を経験することができました。

3.将来の展望について

事務職員の業務は、人事や経理から企画、外部連携、知的財産まで、非常に多岐にわたっています。私はこれまで、調達や人事のような、いかにも事務といった仕事や機構内への予算配分を考える企画系の業務に携わってきましたが、まだまだ経験していない仕事がたくさんあります。可能であれば、研究機関の重要な資金源である外部資金 (科研費など) に関する業務や国内外の研究機関、大学、企業との連携を推進するような業務を経験できればと思います。

4.とある一日のスケジュール

  9 : 30※出勤・メールチェック
10 : 00職員の異動に関する諸手続き
(辞令発行、事務次官による辞令交付やプレス発表の準備等)
12 : 00昼休み・近くの飲食店で昼食
13 : 00他部署の職員と人事に関する打ち合わせ
15 : 00他省庁からの調査への対応
17 : 00過去の人事データの整理
19 : 00翌日の打ち合わせの資料準備・やる事の整理
19 : 30退勤
 
※文科省の勤務時間は9時30分~18時15分

5.志望者へのメッセージ

日本国内には多くの研究所がありますが、その中でNIMSはどちらかと言えば規模の小さい研究所です。けれども、大きな研究所に負けないくらいの研究成果を出し、現在は「特定国立研究開発法人」という特別な研究機関として認められ、日本の材料科学の最先端をひた走っています。
また、職場環境としても、職員同士の距離が近く、仕事中はもちろんのこと勤務時間が終われば、研究職、事務職を問わず、様々な職種の人々が入り混じってスポーツに興じる姿も見られ、仕事以外でもコミュニケーションを取りながら、楽しく仕事をしています。
もし、少しでもNIMSでの仕事に興味が湧いたら、是非、説明会などに足を運んでみてください。


職員情報

長谷川 卓郎 (はせがわ たくろう)
所属/役職: 人材部門人事室人事第1係/係員
採用日: 平成24年4月
採用区分: 事務

※所属・役職は2017年12月時点のものです