伊藤 里美

人材部門 人事室 福利厚生係 係員

インタビュー

1.NIMSを志望した理由、魅力を感じたところ

オフィスにて


私は就職活動を通じて初めてNIMSのことを知りました。国の研究機関ということで、公共性の高い仕事を通じて多くの人の生活に貢献できることに興味を持ち、研究者の方が研究に専念できるよう自分は事務の面からフォローをしたいと思いました。
また、NIMSの採用試験等を通じて実際に職員の方々と接するなかで、気さくでフラットな職場の雰囲気を感じ、自分にとって働きやすそうだと思えたことが何よりの魅力でした。

2.今の仕事で経験できてよかったこと、又はやりがいについて

私は現在、人事室で共済組合に関する仕事をしています。健康保険の扶養や医療費に関わる制度は複雑なため、様々な事情を持った人から相談を受けることが多くあります。時には踏み込んだ話も聞くこともあるので慎重な対応が必要ですが、職員の生活と密接に関わりながら支えることができる点にとてもやりがいを感じています。
業務を通じて、いかに「相手の状況を正確に伺い」「分かりやすく説明をするか」ということを考える習慣が身につき、今後他の部署へ異動となった際にも役立つと思います。

3.つくばライフについて

私は就職を機につくばへ引越してきました。車社会だと聞いていたので電車のみで生活できるか最初は気がかりでしたが、病院や飲食店、商業施設も近くにあり、快適な毎日を送っています。
今はつくばの楽団に所属しており、休日はその活動を楽しんでいます。演奏会を聴きにきてくれる職場の人もいるのでとても嬉しいです。また、つくばエクスプレスを利用すると思った以上に東京へのアクセスも良く、気軽に都内に出られるところもつくばの魅力の一つだと思います。

4.職場の雰囲気について

NIMSでは春の一般公開をはじめとして様々なイベントがあり、その際には事務も研究も一丸となって盛り上げていこうと奮闘します。こういった機会を通じて普段交流のない他の部署の方や研究者の方と知り合えるのがひとつの楽しみでもあります。
また、多くの人と顔見知りになれることからも、困ったときには部署関係なく相談に乗ってくれる人がたくさんいます。仕事で行き詰っているときに声をかけてもらい助けられたことが何度もあり、働くうえで「何をするか」と同じくらい「誰と働くか」が大切であることを実感しています。

5.とある一日のスケジュール

  8 : 30メールをチェックして1日のスケジュールを立てる
  9 : 00共済口座の入出金を確認し伝票を起票
10 : 00文部科学省からの調査への回答作成
12 : 00食堂でランチ
13 : 00医療費の給付対象者を確定し、給付額を計算
15 : 00業務委託業者からの納品データの内容を確認
17 : 00処理完了データの入力、書類ファイリング
18 : 00退勤

6.志望者へのメッセージ

 「物質・材料」と聞くと、とっつきにくく難しそうなイメージがあるかもしれません。ですが、たとえそういう方面に詳しくなくても、最初から詳しい人の方が少数ですので安心してください。私自身もともとそういった知識がほとんどなく、働きながら「NIMSはこういうこともしているんだ」と新たな面を知る毎日です。
就職活動中は様々な壁にぶつかると思いますが、みなさんが納得して就職活動を終えられますよう応援しています。その結果NIMSを選んでくださり、一緒に働くことができたら嬉しいです。


職員情報

伊藤 里美 (いとう さとみ)
所属/役職: 人材部門人事室福利厚生係/係員
採用日: 平成27年12月
採用区分: 事務

※所属・役職は2017年12月時点のものです