2023.03.23 更新

フランス グルノーブル・アルプ大学 (UGA) と国際連携大学院協定を締結

2023年3月17日 (金) 、フランス グルノーブル・アルプ大学 (UGA) の学長Prof. Yassine Lakhnechが、NIMSを訪問し、国際連携大学院プログラム (International Cooperative Graduate Program (ICGP)) に関する協定を締結しました。
Lakhnech学長は調印式に先立ち、現在、同大学からNIMSに来ている学生のラボやNIMSの代表的な研究を行っているラボを訪問し、研究内容の説明を受けられました。
UGAの優秀な大学院生がNIMS研究者の指導の下で、多くの先端材料研究分野で優れた成果を残していくものと期待されます。


ICGP協定調印の様子1


ICGP協定調印の様子2


武田グループリーダーより、サイアロン蛍光体の説明を受ける様子


UGAの学生からスマートポリマーの説明を受ける様子



UGAは、1339年創立 生徒数が59,000名、23学科というフランスでも規模の大きな大学で、特に理工系のアクティビティーが高いことで知られています。
大学ランキングでは、
  • QS World University Rankings 2023 : 317位
  • Times Higher Education (THE) World University Rankings 2023 : 401–500位
  • フランス国内大学ランキング : 11位
に位置する大学です。
研究面ではUGAには、6つの研究部門があり、その中で、NIMSと密接な連携が図れる部門には、物理学、ナノサイエンス、電子・電気工学、材料科学分野の研究を行っているDepartment of Physics, Engineering, Material science (PEM) 及び生物学、化学、生命科学、医学、薬学の各分野の研究室が集まっているDepartment of Chemistry, Biology, Health (CBS) があり、2022年UGAが公表した全論文の65 %以上*が、Engineering, Materials Science, Chemical Engineering, Chemistry, Condensed Mater Physics, Atomic and molecular Physics and Optics分野からの研究論文*であり、今回ICGPを締結したことを機に、UGAの大学院生とのNIMSにおける協同研究を通して、多くの優れた論文が国際誌上で公表されることが期待される大学です。
*SciVal-Scopus分析 (調査期間 : 2012年 - 2021年) により集計


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グローバル中核部門グローバル連携室
TEL. 029-859-2477
E-Mail: academic-collaboration=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)