研究目的
材料表面に優れた耐環境性能(耐熱、耐食、耐摩耗等)を付与するコーティング材料とプロセスの研究開発
研究の歴史
NIMSにおけるコーティング研究の歴史は、半世紀を越える。1960年代に蓮井淳先生がプラズマ溶射の研究を開始、1962年には世界に先駆けて減圧プラズマ溶射装置を設計試作された。その後、北原繁室長が後を引き継ぎ、高温超伝導体や傾斜機能皮膜の開発に成果を挙げた。
1997年には高速フレーム(HVOF)溶射装置を導入し、2005年にはウォームスプレーを開発した。
近年、当グループは国際溶射会議で3年連続して優秀論文賞を受賞するなど、国際的に高い評価を得ている。