SPMで生命現象を捉える手法の開発研究部会

--- 特別講演者の情報を追加(2005/01/26) ---
研究会趣旨
走査型プローブ顕微鏡法(Scanning Probe Microscopy:SPM)は,局所の摩擦力,粘弾性,結合力といった物性を画像化できる顕微鏡であり,近年,顕微鏡学の一課題から一分野へと学問的に広がってきている. 医学・生物科学分野へのSPMの応用研究が一段と発展し実り多きものとするためには「生命現象を捉える手法の開発研究」が急務であると考え,本研究部会を設置した.
本研究会は,SPMを用いて生命現象に幅広くアプローチしている研究者およびこれからこの分野に挑戦しようとする研究者たちのための分野を超えた研究会であり,議論されるのは,SPMにおける試料調整法や観察法,試料操作,力学測定,異なる手法との組み合わせ,従来の限界を超える為のSPM改造,等々である.

第7回研究会のお知らせ
研究会日時:2005年2月27日(日)13:00から28日(月)12:00まで
場所:熱川ハイツURL
〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1240-14
参加費:20,000円(学生は10,000円) 宿泊費,懇親会費込み
参加申し込み方法:E-mailにて, subject: 「SPM研究会参加申込」と明記し,氏名, 性別, 所属, 住所, E-mail, 電話番号, 講演の有無, 参加費種別(一般/学生)を明記の上,下記までお申込下さい.
申し込み多数の場合は先着順とさせて頂きます.

また,講演していただける方は,講演の要旨をお送り下さい.
要旨は,A4で1枚以内でタイトル,所属,本文,図,参考文献を入れてください.
下記の問い合わせ先にメールを頂ければ講演要旨の例などお送りさせていただきます.
要旨の期日も1月末日とさせて頂いております.
申込・問い合わせ先:荒川秀雄(物質材料研究機構 ナノマテリアル研究所)
E-mail: ARAKAWA.Hideo@nims.go.jp
TEL: 029-860-4741, FAX: 029-852-7449
申し込み締め切り:2005年1月31日


特別講演者(予定)
  • 山田 啓文(京大・工)
    「ダイナミックモード原子間力顕微鏡による大気・液中環境での高分解能イメージング」
  • 中村 史(産総研)
    「AFMで動作制御されたナノニードルによる細胞操作」