伊藤滋啓さん（H24年度GREEN短期RA）が日本MRS年次大会において奨励賞を受賞

去る2013年12月9日（月）- 11日（水）に、横浜で開催されました第23回日本ＭＲＳ年次大会におきまして、鶴岡高専で助教の職にあります伊藤滋啓先生が、酸化物形燃料電池用固体電解質材料研究に関する発表で奨励賞を受賞されました。 おめでとうございます。

受賞対象研究発表は以下のとおりです。
Design of disordered oxygen vacancy sites in brownmillerite-type structure for fuel cell application and its electrical property
S. Ito1),2), M.Saito2), T. Mori3) and H.Yamamura2)
1)Tsuruoka National College of Technology, Tsuruoka, Yamagata, Japan, 2) Kanagawa University,
3)National Institute for Materials Science

伊藤先生は、H24年度(2012年8月から2013年2月まで)、短期RAとしてＧＲＥＥＮのオープンラボプログラムを活用し、酸化物形燃料電池用固体電解質材料研究を実施されました（受入研究者：電池分野　森　利之GREENリーダー）。

その時の研究活動が評価され、2012年度（平成24年度）第2回 GREEN拠点賞　短期RA賞に選ばれましたが、今回の学会発表では、その研究内容をＮＩＭＳとの共同研究をもとに、さらに発展させた内容に対して与えられたものであり、GREENオープンラボプログラムを活用し、若手研究者が成長している証の一つであると考えられます。

伊藤先生の今後のご活躍ならびに、さらなるGREENオープンラボ制度を活用した研究成果の進展を期待したいと思います。