第19回 GREENシンポジウム開催
GREEN2009‐2018
太陽光から出発するエネルギーフローの共通課題解決
~界面現象の理解と制御からデバイス開発へ~
文部科学省の「ナノテクノロジーを活用した環境技術開発プログラム」の下で始まったGREEN。平成28年度からは統合型材料開発プロジェクトの中核機関として位置づけられ、社会システム全体を俯瞰した技術統合と理論・計測・材料創製を融合した材料研究との協働による研究開発を推進しています。
今年度は10年目に当たり、委託費事業としての最終年度となります。そこで19回目となる本シンポジウムでは、GREENが当初から掲げた「太陽光から出発するエネルギーフローの共通課題解決-界面現象の理解と制御-」がどこまで進んだのか、さらに応用展開としてのデバイス開発へとどこまで歩みを進めたかをお示しし、10年間を総括したいと思います。全固体電池、リチウム空気電池、ペロブスカイト太陽電池の3つの特別推進チームを始め、先端計測、計算科学、技術統合化の各担当からも成果を紹介し、またオープンラボ利用者を含めて事業に参加した主なメンバーからのポスター発表も行います。さらに産業界からの招待講演も交えて広く議論を行います。
開催概要
開催日: 2019年1月23日(水)10:00-17:15
会 場: 一橋講堂(学術総合センター2階)
参加費: 無 料(懇親会費:3,000円)
言 語: 日本語
参加登録
事前登録を締め切りました。
参加ご希望の際は、当日、シンポジウム当日受付まで直接お越しください。
プログラム
10:00-10:05 | 開会挨拶 | 橋本和仁 | NIMS 理事長 |
10:05-10:10 | 挨拶 | 千原由幸 | 文部科学省 審議官(研究振興局及び 高等教育政策連携担当) |
10:10-10:15 | 挨拶 | 古川雅士 | 科学技術振興機構 研究プロジェクト推進部 調査役/ GREENプログラムオフィサー |
10:15-10:20 | 趣旨説明 | 宮野健次郎 | シンポジウム実行委員長 |
10:20-10:40 | GREEN10年間の総括 | 魚崎浩平 | NIMS GREEN拠点長 |
10:40-11:10 | 計測技術の先鋭化と融合研究への貢献 | 三石和貴 | GREEN 計測分野コーディネーター |
11:10-11:40 | 界面構造の精密制御に基づく電極反応の効率化 | 池田勝佳 | 名古屋工業大学 教授/ GREEN 電極触媒精密設計G GREENリーダー |
11:40-12:10 | 表面・界面の高精度計算に向けて | 濱田幾太郎 | 大阪大学 准教授/ GREEN 界面電子移動理論G GREENリーダー |
12:10-13:40 | 昼食&ポスターセッション | ||
13:40-14:10 | 技術統合化の視点からの材料研究 | 古山通久 | GREEN 技術統合化ユニット ユニット長 |
14:10-14:50 | 界面現象の理解と制御から高耐久性 ペロブスカイト太陽電池の実現 | 白井康裕 | GREEN ペロブスカイト太陽電池 特別推進T GREENリーダー |
14:50-15:10 | Coffee break | ||
15:10-15:50 | 招待講演 サイエンスとイノベーションとのつながり | 射場英紀 | トヨタ自動車 先端材料技術部/ 電池材料技術・研究部 担当部長 |
15:50-16:30 | 固体電池材料界面に向けた融合研究 | 高田和典 | GREEN 全固体電池特別推進T チームリーダー |
16:30-17:10 | 究極の蓄電池:リチウム空気電池の現状と展望 | 久保佳実 | GREEN リチウム空気電池特別推進T チームリーダー |
17:10-17:15 | 閉会挨拶 | 宝野和博 | NIMS 理事 |
17:30-19:00 | 懇親会 学術総合センター3階 食堂 (参加費:3,000円) |
※プログラムは、予告なく変更になる場合があります。
お問い合わせ
E-mail: greensympo=outreach.jp(=を@に変えてご連絡ください)