第18回 GREENシンポジウム開催報告
開催報告
2018年6月29日(金)、NIMS並木地区WPI-MANA棟Auditoriumにおいて第18回 GREENシンポジウムを開催しました。193名の参加者(うち民間企業からの参加者60名)のもと、宝野理事、文部科学省研究振興局齊藤康志参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)、科学技術振興機構研究開発改革推進室調査役・研究監/GREENプログラムオフィサー古川雅士氏にご挨拶いただいた後、“ペロブスカイト太陽電池研究の最先端”をテーマに進めました。
まずはじめに、GREENペロブスカイト太陽電池特別推進チームの白井康裕実行委員長より「界面制御によるペロブスカイト太陽電池の耐久性向上と劣化機構の解明」について講演があり、引き続き、外部講演者とNIMS、GREENにおける最新の研究成果を紹介しました。
会場の様子
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The 18th GREEN Symposium Program
(PDFファイル)
ご挨拶
NIMS 宝野 和博 理事
文部科学省 齊藤 康志 参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)
JST/GREENプログラムオフィサー古川 雅士 氏
GREEN 魚崎拠点長
GREEN拠点賞授与式
GREENでは、若手研究者奨励を目的にナノ材料科学環境拠点賞(GREEN拠点賞)を設けています。平成29年度での研究活動を対象に第7回授賞者を決定し、顕彰しました。
受賞者と魚崎拠点長(左から4人目)
表彰されるKhadka B.Dhruba 氏(右)
講演
今回のシンポジウムは太陽エネルギー由来のエネルギーフローにおける出発点として重要な役割を果たす太陽電池について、特に近年注目を集めているペロブスカイト型太陽電池を中心に、将来の超低炭素社会の実現に向けた開発の方向性を議論した。招待講演とNIMS、GREEN内での研究紹介を交えて広く議論を行いました。
白井 康裕 実行委員長
パナソニック 松下 明生 氏
石田 暢之 GREENリーダー
東大 近藤 高志 教授
NIMS 石岡 邦江 主幹研究員
東大大学院 松尾 豊 特任教授
閉会挨拶
宮野 健次郎 GREEN 副拠点長
ポスター発表
45枚のポスター発表を行いました。