第18回 GREENシンポジウム開催
ペロブスカイト太陽電池研究の最先端
文部科学省の「ナノテクノロジーを活用した環境技術開発プログラム」の下で始まったナノ材料科学環境拠点(GREEN)。オールジャパン体制のもと、中長期的な産業・社会のニーズを取り込みながら理論・計測・材料創製を融合した研究開発を推進する、統合型材料開発プロジェクトの中核機関として位置づけられています。
18回目をむかえる本シンポジウムでは、太陽エネルギー由来のエネルギーフローにおける出発点として重要な役割を果たす太陽電池について、特に近年注目を集めているペロブスカイト型太陽電池を中心に、将来の超低炭素社会の実現に向けた開発の方向性を議論する機会を供したいと思います。招待講演とGREEN内での研究紹介を交えて広く議論を行ないます。
例年通り、GREENの重要な活動であるオープンラボ研究の成果報告ならびに拠点賞表彰の場としても位置づけております。
開催概要
開催日: 2018年6月29日(金)9:30-17:30
会 場: NIMS並木地区 WPI-MANA棟 Auditorium
参加費: 無 料
言 語: 日本語
懇親会: 同 日 17:30-18:30、参加費:3,000円
参加方法
事前登録を締め切りました。
参加ご希望の際は、会場の当日受付に直接お越しください。
プログラム
09:30-09:35 | 開会挨拶 | NIMS 理事 宝野 和博 |
09:35-09:40 | 挨拶 | 文部科学省 研究振興局 参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当) 齊藤 康志 |
09:40-09:45 | 挨拶 | 科学技術振興機構 研究プロジェクト推進部 調査役/ GREENプログラムオフィサー 古川 雅士 |
09:45-09:55 | 拠点説明 | GREEN拠点長 魚崎 浩平 |
09:55-10:35 | 界面制御によるペロブスカイト太陽電池の耐久性向上と劣化機構の解明 | NIMS GREEN ペロブスカイト太陽電池特別推進チーム 白井 康裕 |
10:35-10:55 | Coffee break | |
10:55-11:35 | ペロブスカイト太陽電池の実用化へ向けた課題と取り組み | パナソニック株式会社 資源・エネルギー研究所 松下 明生 |
11:35-13:25 | ポスター発表 昼食 |
|
13:25-13:40 | GREEN拠点賞 授与式 | |
13:40-14:20 | オペランド電位計測による電荷分離位置の評価:ペロブスカイト太陽電池への応用 | NIMS GREEN ナノ表界面計測G 石田 暢之 |
14:20-15:00 | フォトニクス材料としてのハロゲン化金属ペロブスカイト型物質 | 東京大学 先端科学技術研究センター 教授 近藤 高志 |
15:00-15:20 | Coffee break | |
15:20-16:00 | 鉛ハライドペロブスカイト/電荷輸送層界面における超高速電荷移動の高感度時間分解観測 | NIMS 先端材料解析研究拠点 表面化学分析G 石岡 邦江 |
16:00-16:40 | ナノカーボン材料を活用したペロブスカイト太陽電池のフレキシブル化と耐久性向上 | 東京大学大学院 工学系研究科 特任教授/ 中国科学技術大学 教授 松尾 豊 |
16:40-16:45 | 閉会挨拶 | GREEN 副拠点長 宮野 健次郎 |
16:45-17:30 | ポスター発表 | |
17:30-18:30 | 懇親会 |
※プログラムは、予告なく変更になる場合がございます。(敬称略)
お問い合わせ
GREEN=nims.go.jp ([=]を[@]にしてください)