第15回 GREENシンポジウム開催報告
開催報告
2017年6月29日(木)、NIMS並木地区WPI-MANA棟Auditoriumにおいて第15回 GREENシンポジウムを開催しました。163名の参加者(うち民間企業からの参加者38名)のもと、藤田理事、文部科学省研究振興局岡村直子参事官、科学技術振興機構研究開発改革推進室調査役・研究監/GREENプログラムオフィサー古川雅士氏にご挨拶いただいた後、“社会システム全体を俯瞰した統合型材料開発~太陽光から始まるエネルギーフローで鍵を握る電気化学エネルギー変換~”をテーマに進められました。
まずはじめに、GREEN技術統合化ユニット長 古山通久氏より「温室効果ガス排出80%削減のその先を見据えた技術開発課題~シングルサイクル70%LHVを例に」について講演があり、引き続き、外部講演者とNIMSにおける最新の研究成果を紹介しました。
GREENについて説明する魚崎 浩平 拠点長(全体の様子)
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The 15th GREEN Symposium Program
(PDFファイル)
ご挨拶
NIMS 藤田 大介 理事
文部科学省 岡村 直子 参事官
JST/GREENプログラムオフィサー古川 雅士 氏
GREEN 魚崎拠点長
GREEN拠点賞授与式
GREENでは、若手研究者奨励を目的にナノ材料科学環境拠点賞(GREEN拠点賞)を設けています。平成28年度での研究活動を対象に第6回授賞者を決定し、顕彰しました。
受賞者と魚崎拠点長(左から2人目)
表彰される野村 晃敬 氏(右)
講演
今回のシンポジウムは電気化学エネルギー変換を主題として取り上げ、理論・合成・計測の融合研究分野で最先端の研究開発に携わっている研究者・技術者をお招きし、研究動向をお話しいただくとともに、社会システムから俯瞰した技術課題の設定や、低コスト化のためのプロセスイノベーションに向けた取り組みの研究を紹介し、これからの統合型材料開発の方向について議論しました。
GREEN 古山 通久ユニットリーダー
産業技術総合研究所 朝倉 大輔 氏
マツダ技術研究所 藤 和久 氏
橋本 綾子GREENリーダー
日産自動車総合研究所 長谷川 卓也 氏
閉会挨拶
宮野 健次郎 GREEN 副拠点長
ポスター発表
過去最多の54枚のポスター発表を行いました。