ナノ材料科学環境拠点(GREEN)

Global Research Center for Environment and Energy based on Nanomaterials Science

国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)

文字サイズ

  • 拡大する
  • 標準に戻す

研究活動

  1. ホーム  >  
  2. 研究活動  >  
  3. 計測分野グループ  >  
  4. ナノ界面レーザー計測グループ

ナノ界面レーザー計測グループ

GREENリーダー

野口 秀典

さきがけ研究員

研究活動

固/液界面構造評価および反応ダイナミクスの追跡

エネルギー変換プロセスの多くは、固体と溶液が接する界面で進行しています。私たちは、界面現象を分子レベルで詳細に理解するために、界面選択的な振動分光法を用い、吸着分子の構造や配向、さらには界面電子構造を反応が実際に起こっている溶液中で調べています。

ナノ界面図1

図1 振動和周波発生分光システム

ナノ界面図2

図2 和集波発生分光法により、Pt電極上では界面の水は"ice-like"な構造が支配的であり、一方Au電極上では"liquid-like"な構造が支配的であることが明らかとなった。以上の結果は、PtとAu電極上では界面の水の構造が大きく異なることを示唆するものであり、SFGを用いた本研究によって両者の違いを初めて明確に示すことができました。

メンバー

ポスドク研究員

Kukunuri Suresh

ポスドク研究員

Lin Huiwen

研究成果・発表論文

■2015.05.21 プレスリリース
エタノール燃料から常温常圧で電力を取り出せる触媒を開発
‐カーボンニュートラル社会へのブレイクスルー‐