3Dプリンタによる電子雲を含む分子模型の作製
2017年 第64回応用物理学会春季学術講演会
山崎淳 (東大物性研)、古宇田光 (東大物性研) 長代新治(クロスアビリティ)、千田範夫(クロスアビリティ)、古賀良太 (クロスアビリティ)
分子や結晶の構造と機能の関係を理解する場合、分子軌道や電子密度分布(電子雲)などの物理量を計算で求め、その結果を可視化することが有効である。そこで、その物理量を含んだ分子模型を作製するために、透明な樹脂の中に電子密度分布などを描写可能な3Dプリンタ出力用コードを開発した(特許出願中)。このコードを用いて原子座標情報に電子雲を加えた分子模型を制作したので報告する。
その他特記事項
文部科学省「HPCI戦略プログラム:分野2新物質・エネルギー創成」、「ポスト「京」重点課題「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成」、「元素戦略磁性材料研究拠点:基盤的計算機シミュレーション手法の検討」