セミナー概要
状態図は、「材料設計の地図」であると形容されるように、目的のミクロ組織を得るため、製造プロセスの最適化のための重要な役割を持っています。CALPHAD法は、状態図計算・評価手法として広く行われており、現在では多くの熱力学計算ソフトウェア、熱力学データベースが市販・公開され、材料開発に用いられています。 これまでのセミナーでは、熱力学基礎・状態図計算を中心に取り上げてきましたが、今回は、動力学へと一歩進んだ内容をテーマとして、一日目に平衡論と速度論の基礎を取り上げ、二日目により実践的な内容である実験による析出・変態の観察、解析手法について解説します。これらに関連する最新のトピックスをはさみながら、相変態・析出の基礎から実験手法までを概観します。


日時：１１月１２日〜１１月１３日　

場所：大阪府立大学　I-siteなんば

アクセス：https://www.osakafu-u.ac.jp/info/campus/access/

定員：40名


プログラム
一日目
　　　　　　　９：３０　受け付け開始
１０：００−１１：３０　平衡論基礎１：NIMS　阿部太一
１１：３０−１２：４０　昼食
１２：４０−１３：４０　速度論基礎１：大阪府大　沼倉宏
１３：５０−１５：２０　速度論基礎２：大阪府大　沼倉宏
１５：３０−１６：３０　関連トピックス１：東北大　大谷博司
１６：３０−１７：００　全体Q＆A

二日目
　９：３０−１０：３０　実験手法・解析法基礎１：東北大　宮本吾郎
１０：３０−１１：３０　実験手法・解析法基礎２：東北大　宮本吾郎
１１：３０−１２：４０　昼食
１２：４０−１３：４０　実験手法・解析法基礎３：京大　奥田浩司
１３：５０−１４：５０　実験手法・解析法基礎４：京大　奥田浩司
１５：００−１６：００　関連トピックス２：ＪＦＥ　山下孝子
１６：００−１６：３０　全体Q＆A


参加費（消費税込）
第１７２委員会参加企業：　６０００円
その他の企業：　　　　　１００００円
大学・官公庁関係：　　　　４０００円
学生：　　　　　　　　　　２０００円
当日、会場受付にて現金でお支払いください。


申し込み方法
本ウェブサイトから申込書を入手し必要事項を記入後、メール添付にて
阿部（abe.taichi@nims.go.jp）までお送りください。


申し込み締め切り　１０月３１日
期日より前に定員に達した場合には、その時点で締め切らせていただきます。
当日申込みはありません。



世話人
阿部太一（NIMS）、大谷博司（東北大）、山下孝子（ＪＦＥ）

問い合わせ
物質・材料研究機構　構造材料研究拠点　計算構造材料設計グループ
阿部太一
TEL: 029-859-2628
Mail: abe.taichi(at)nims.go.jp

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