民間企業との協力により地球温暖化ガス低減に貢献する超耐熱材料の開発に成功
材料の高温特性やミクロの組織を予測する材料設計技術により、NIMSは種々の超耐熱材料の開発に成功しました。
特にニッケル (Ni) を主な原材料とする 単結晶超合金は、民間企業との協力により、最新型ジェットエンジンのタービン翼としてすでに実用化され、国際線1機あたり年間約1億円の燃費削減効果を発揮するとともに、地球温暖化ガスの低減にも貢献しています。今後、高効率発電ガスタービンなどにも順次適用される予定です。
この成果に関係する研究者
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原田 広史(はらだ ひろし)
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環境・エネルギー材料部門 NIMS招聘研究員
※所属・役職は2013年6月現在のものです。