第128回先端計測オープンセミナー
絶対計測AES・SE ; これまでにできたこと、現在やっていること、未解決の問題
日時
2018年9月11日 (火) 14:00-15:00
会場
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
千現地区 研究本館8階 中セミナー室
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参加方法及びお問合わせ
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表題
絶対計測AES・SE ; これまでにできたこと、現在やっていること、未解決の問題
講演要旨
絶対計測AES・AESはVAMAS—SCAの日本側のワークショップが端緒である。最初に産官学のAESのラウンドロビン (NPL) に参加したが、これにより絶対計測の必要性が決論された。初期の仕事は各方面の援助を得ながら著者の名工大で行われ、詰めはまだだったが配信できるまでになった。著者の退職に伴い、装置をAISTに移し、最難関であった分光器 (CMA) の透過率計測を行い、システムを完成させることができた。その後は未発表のも含め8千本近いスペクトルを得た。平成30年3月に、装置をNIMSに移設し、専任者は変わったが同じように仕事が続けられている。未解決の問題として、仕事関数とスペクトル (低速のSEに現れるものも含んで) の帰属がある。