第114回先端計測オープンセミナー
中性子を用いたマルチスケール構造解析を材料の開発現場へ
日時
2017年11月9日 (木) 15:00~16:00
会場
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
千現地区 研究本館8階 中セミナー室
交通案内 →
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参加方法及びお問合わせ
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講演者
間宮広明 (先端材料解析研究拠点/中性子散乱グループ 主幹研究員)
表題
中性子を用いたマルチスケール構造解析を材料の開発現場へ
講演要旨
我々は、第二期、第三期中期計画において材料の合成・使用過程における内部の変化を非破壊で的確に評価する手法として大強度中性子源を用いたマルチスケール構造解析法の開発を進めその有用性を明らかにしてきた。これを大型施設から材料の開発現場へ展開する第一歩として、今期は、長大な規模で運転されてきた小角散乱装置の中性子ミラーを用いた小型化や全立体角を覆うように膨大な検出器を配置する回折計に代わるブラッグエッジ・ディップを利用した透過分光分析法の開発を行っている。本講演ではこうした取り組みの進展を紹介する。