医療応用ソフトマターグループ

医療技術革新の多くは材料研究に支えられている。本グループではその一翼を担うべく、「生体界面の特徴や機能を理解・活用することによって、低負荷疾患治療 (治療の早期化と効率向上、精神的・肉体的患者負担の軽減、医療費削減など) を実現する材料研究」を展開する。その目標を達成すべく、 (1) 主にリン脂質によって構成される生体膜の特性や機能を理解するための基礎研究を物理化学・生物物理の観点より展開し、治療材料の生体内時空間制御のための情報を得る。 (2) 治療材料をリン脂質や有機高分子等のソフトマテリアルによって設計し、その特徴を物理化学・材料化学の観点から深く理解することによって、選択性、膜透過性、環境応答性、安定性等の機能向上を図る。 (3) ソフトマテリアルが織りなす動的および非平衡構造の理解と制御を分子レベルで行い、それをバルク物性とリンクさせることによって治療材料設計に反映させる。以上の研究より創製された治療材料は、大学や製薬企業等との共同研究を経て実用化を進める。

専門分野・研究対象

  1. リン脂質を主成分とし、高度に設計された治療用微粒子に関する研究
  2. 生体膜の特性や機能を理解するための物理化学と生物物理
  3. 非平衡ソフトマターの動的構造制御

「多孔性レシチン粒子」の画像

多孔性レシチン粒子




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