異材接着材料グループ

近年、環境、エネルギーの観点から、輸送機器の軽量化が喫緊の課題となっている。その解決策の一つとして、複数の構造材料を適材適所で複合化した”マルチマテリアル”が注目されている。異材接合の要素技術は、融合接合、ろう接、固相接合、機械的接合、および接着に大別される。中でも接着は、他の接着技術が”点”接合であるのに対し、面で接合するため、接合体の剛性などが増大するメリットがある。また、樹脂、金属等の組み合わせを問わず汎用性が高いという利点もある。一方で、接着接合には生産性や耐久性の観点から解決すべき問題も多い。接着が硬化し最終的な機能を発現する過程では、高分子鎖同士の絡み合いや高分子と基板との相互作用等が複雑に影響しているが、その動的変化と接着機能の相関については十分な知見が得られていない。そこで、異材接着材料グループでは、劣化・寿命・疲労等が生じる原因を接着機構や接着界面の観点から徹底解明し、その知見を基に革新的な構造用接着剤の開発を目指す。具体的には、異材接着が抱える以下の三つの課題についてグループの総力を挙げて取り組む。

専門分野・研究対象

革新的異材接合用接着材料及び接着技術の開発
異材接合界面の構造解析
異材接合界面が形成される動的過程の解明


お問い合わせ先

異材接着材料グループ
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
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国立研究開発法人物質・材料研究機構
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
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