開催趣旨 :
ナノ材料科学環境拠点は、平成21年10月設置以来、オールジャパン体制のもと、中長期的な産業・社会ニーズを取り込み、基礎に立ち返って環境・エネルギー問題の解決に資する新しいシーズの提供を目指して、太陽光から出発するエネルギーフローに関わる太陽電池、光触媒、二次電池、燃料電池を出口課題とし、表面・界面の理論解析と先端的計測技術を融合させることで新材料の創出を目指して研究活動を行ってまいりました。
本シンポジウムは、“次世代蓄電池への挑戦”をテーマとして開催し、東京大学大学院橋本和仁教授に、科学技術政策に関わる立場から「次世代蓄電池研究への期待」について特別講演をしていただきます。また、国内外の研究動向に関して、JST次世代蓄電池加速プロジェクト総合チームリーダーである首都大学東京大学院金村聖志教授 (GREENリーダー) に「革新電池の技術課題とその可能性」、米国エネルギー省「エネルギー貯蔵研究ハブ」研究担当副拠点長のDr. Markovic (アルゴンヌ国立研究所) に「米国における動向」、そしてトヨタ自動車株式会社の岡島博司氏に「企業動向」についてお話しいただきます。さらに当拠点における研究事例として、本年4月に設置した「全固体電池」および「リチウム空気電池」特別推進チームの最新の成果を紹介します。
会 場 : 一橋講堂 (学術総合センター2階)
日 時 : 2013.12.20 (金) 13 : 00 - 17:40
(懇親会 17:45-19:00、場所 : 学術総合センター3階 食堂)
言 語 : 日本語 (一部、同時通訳付)
参加費 : 無 料