MaDISシンポジウムイベント

材料開発を加速するデータ科学とデータプラットフォーム戦略

開催日: 2018.02.14 終了


データを活用した新しい材料開発の手法に世界的に注目が集まっている。わが国でも、計算機上で材料データをつないでプロセスから性能を一貫予測するマテリアルズインテグレーション、第一原理計算とデータ科学を組み合わせて物質を効率よく探索するマテリアルズインフォマティクスに取り組んでいる。この相補的なアプローチを支えるのは、大規模かつ高品質な材料データベースであり、これを如何に構築するかがこれからの大きな課題である。国立研究開発法人 物質・材料研究機構では材料開発手法刷新に向けた取り組みを加速するために、統合型材料開発・情報基盤部門(MaDIS)を設置し、積極的にこの分野を開拓しようとしている。今回のシンポジウムでは、データが材料科学にどのようなインパクトを与えるかを異分野の視点を取り入れながら概観し、いくつかの具体例を通じて、マテリアルデザインの将来を考える。

プログラム(案)

時間 講演内容 講演者 講演タイトル
13:00 開会    
13:00-13:05 来賓挨拶 文科省  
13:05-13:15 シンポジウム開催の挨拶 長野 裕子
(NIMS 理事)
 
13:15-13:55 基調講演  喜連川 優
(NII 所長)
ビッグデータと社会イノベーション (仮)
13:55-14:25 特別講演1  小関 敏彦
(東京大学 教授)  
マテリアルズインテグレーションの展開 
14:25-14:35 NIMS材料データプラットフォーム事業紹介  伊藤 聡
(NIMS DPFCセンター長)  
NIMSの材料データプラットフォーム事業の紹介 
14:35-14:45 コーヒーブレイク     
14:45-15:15 特別講演2  丸山 宏
(Preferred Networks)  
「機械学習、データ同化の現状とデータ科学の将来 - 材料開発への応用と課題 - (仮)  
15:15-15:35  トピックス講演1 (15分講演+5分質疑応答)   世古 敦人
(京都大学、NIMS)
機械学習による合理的な材料物性予測技術の構築 
15:35-15:55 トピックス講演2 (15分講演+5分質疑応答) 小原 真司
(NIMS)  
量子ビーム実験・構造モデリング・トポロジカル解析を用いた非晶質物質の構造解析
15:55-16:15  トピックス講演3  井上 純哉
(東京大学、NIMS)  
データ駆動型手法に基づく材料の性能予測手法 
16:15-16:35  トピックス講演4  岩崎 悠真
(NEC)  
AIとハイスループット実験の融合によるスピン熱電材料の開発 
16:35-16:55 トピックス講演5 

袖山 慶太郎

(NIMS)  

高濃度Li塩電解液の反応解析 : リチウムイオン電池の新規電解液材料探索 
16:55-17:00  クロージング 出村 雅彦
(NIMS)  
 

※プログラムは予告なく変更になる場合があります。

参加登録

参加を希望される方は下記サイトに必要事項を記入の上お申し込みください。
※お陰様を持ちまして300名を超える方からの参加申し込みをいただきましたので、新規の参加申し込みは終了いたしました。多数のお申込みありがとうございました。

イベント・セミナーデータ

イベント・セミナー名
MaDISシンポジウムイベント
材料開発を加速するデータ科学とデータプラットフォーム戦略
会場
東京ビッグサイト会議棟 607/608
開催日: 時間
2018.02.14
13:00-17:00
参加料
無料

問い合わせ先

イベント内容の問い合わせ先
統合型材料開発・情報基盤部門
運営統括室
E-Mail: madis=ml.nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)
参加登録に関する問い合わせ先
情報統合型物質・材料研究拠点
運営室
E-Mail: mii-i=ml.nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)
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