サイエンスキャスティング 2012

夏休みに、普段は公開されていない研究室を調査する、ちょっと特別な体験 !

開催日: 2012.08.16 - 17 終了


本プログラムは、通常のサイエンスツアーでは公開されていない研究内容を見て、研究者に直接質問することができる、中高生を対象とした、つくば国際会議場が主催するイベントです。NIMSも調査対象機関として参加しています。
6月1日 (金) より、応募受付開始 !

NIMS実施分の内容について

参加者は、研究者の講義、実験、質問、写真撮影等により、研究内容を調査し記録します。
NIMSの調査実習では、研究者本人から助言を受けながら、100℃の高温から-196℃の極低温までの種々の温度で衝撃試験を行い、実験を通して金属材料の低温脆性について勉強し、タイタニック号の沈没原因を検証します。また、金属が外圧によってどのように性質が変化するかの調査や、温度変化による電気抵抗の変化の調査を行います。

2011年度開催時の集合写真



NIMSでの調査内容

金属脆性について


金属の不思議


温度を下げると電気抵抗はどうなる?



NIMSでの調査内容 (予定)
調査1 金属脆性について

タイタニック号の事故の原因の一つと考えられている“金属の低温脆性”について、試験片に衝撃荷重を加えて材料の粘り強さを調べる「シャルピー衝撃試験」を通して調査します。

調査2 金属の不思議

金属の力学特性と磁性に注目し、加熱・冷却・加工などの実験を通して、それらの金属の性質の変化を調査します。また、実際に原子の並び方が変化する様子を計算機シミュレーションで見てみます。

実習3 温度を下げると電気抵抗はどうなる?

金属や半導体等の電気抵抗が、温度を下げるとどのように変化するかを、実際に測定して調査します。また、低温で電気抵抗がゼロになる超伝導体の測定もおこないます。







「サイエンスキャスティング」について

サイエンスキャスティングは、普段は公開されていない各研究所の研究室を訪問して、そこでどのような研究が行われているかを見たり、研究室が行っている研究について教わることができる、中高生を対象とした、夏休み中の特別体験イベントです。

NIMSは2010年により協力機関として参加しています。

イベント・セミナーデータ

イベント・セミナー名
サイエンスキャスティング 2012
夏休みに、普段は公開されていない研究室を調査する、ちょっと特別な体験 !
会場
(独) 物質・材料研究機構 千現地区
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL.029-859-2026 / FAX.029-859-2017 (広報室)

つくばエクスプレス「つくば駅」下車、徒歩約10分 (千現地区の所在地情報)
開催日: 時間
2012.08.16 - 17
(8月16日13:00より、8月17日16:30まで)
主催
つくば国際会議場JTB法人東京
協力
宇宙航空研究開発機構
国立環境研究所
農業生物資源研究所
物質・材料研究機構
産業技術総合研究所
インテル株式会社

※順不同
お申込み
お申し込みは下記URLからどうぞ。
https://amarys-jtb.jp/sc2012/ (6月1日~受付開始)
連絡先
つくば国際会議場
TEL. 029-861-0001
関連情報
サイエンスキャスティングの詳細については、以下のページをご覧ください。
「サイエンスキャスティング 2012」ウェブサイト
募集人数 / 対象者
100名 (サイエンスキャスティング全体) / 高校生 (一部中学生も含む)
参加費
11,000円 (昼食、宿泊、保険等を含む)

NIMS実施分についてのお問い合わせ

企画部門広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL. 029-859-2026
FAX. 029-859-2017
E-Mail: pr=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)
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