NIMS一般公開

科学技術週間に、NIMSの施設を一般公開

毎年4月18日の「発明の日」を含む月曜日から日曜日までの一週間は「科学技術週間」と呼ばれ、関係機関による様々な催しが行われます。NIMSでも例年、施設を外部に公開する「一般公開」を行っています。

NIMS一般公開とは

NIMS一般公開は、毎年の「科学技術週間」に、NIMSの施設を一般に広く公開し、楽しんでいただくイベントです。


NIMSでは、毎年4月18日の「発明の日」を含む月~日曜日までの一週間の「科学技術週間」に、研究室や施設を一般の方々に広く公開してお楽しみいただく「NIMS一般公開」を行っています。
普段はあまり見ることがない研究所の中で、研究者自身による実演デモンストレーションを見たり、材料に関係した体験型イベントをお楽しみいただけるイベントです。


一般公開で催される主な内容

NIMS一般公開は、“施設公開”と“青少年特別企画 (ものづくり企画) ”の2種類があります。施設公開では「物質」「材料」をテーマに、研究成果の展示や実演を行います。青少年特別企画は、“ものづくり”の楽しさを体験していただくイベントが中心で、中には毎年順番待ちができるほど人気のあるものや、固定のファンが訪れるものもあります。

施設一般公開

NIMS各地区の研究施設を広く一般の方々に公開します。普段は見ることのできない研究所の内部や、研究に関する実演デモンストレーションを見たり聞いたりすることができるイベントで、研究者が分かりやすく解説します。

青少年特別行事 (ものづくり企画)

施設一般公開とは別に、「物質」や「材料」を通して、“ものづくり”の楽しさを体験してもらえるイベントを多数ご用意。作品は、お土産としてお持ち帰りいただけます。例年、児童から大人の方まで、非常に多くの方にお越しいただいています。
過去の開催内容 (一部)
千現地区
「手作りミネラルファンデーション講座」
女性に大人気のコーナー。酸化鉄系材料を使った、肌に優しいミネラルファンデーション作り。できたファンデーションはその場でプレゼント !
「ピュータークラフトに挑戦 ! 」
家族みんなで世界にひとつしかないオンリーワンのメダル作りに挑戦しよう ! 彫刻刀で型を彫り、溶けたスズを流し込んで冷やせば、自分だけのメダルのできあがり !
「鋳鉄の溶解鋳造実演」
鋳造の典型的なプロセスである鋳鉄の砂型鋳造を実演します。およそ10kgの鋳鉄を溶解し,1500℃程度に昇温溶解させ、高温の鉄が液体になって流れていく様子や、各種砂型に注湯し、フライパンなどの小型の鋳物を作製する工程を見てみよう !
「刻印で作るオリジナルキーホルダー」
真ちゅうの板に刻印で文字や模様を打ち込んで、オリジナルのキーホルダーを作ってみよう ! 小さなお子さんでも、スタッフがていねいにサポートするから大丈夫 !
 ※上はほんの一例です。


科学技術週間について


科学技術週間は、科学技術について広く関心を持ち、理解を深めてもらうことを目的に、昭和35年に閣議決定されたもので、「発明の日 (4月18日) 」を含む月曜から日曜までの一週間のことをいい、2009年で記念すべき50回目を迎えました。
各関係機関では、おもにこの期間に各種科学技術に関するイベントなどを実施することとなっています。

つくば市内でのイベント

科学技術週間には、茨城県つくば市のつくば研究学園都市でも、NIMSをはじめとする各研究機関が様々な催しを開催します。各機関のイベントの詳細については、各機関のホームページをご覧ください。


NIMS一般公開のお問い合わせ先

国際・広報部門 広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL. 029-859-2026
FAX. 029-859-2017
E-Mail: pr=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)
お願い
科学技術週間全体や他機関の一般公開内容については、各機関までお問い合わせください。

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