第一回日米マテリアルズ・ゲノム (情報統合型物質・材料研究) ワークショップ
マテリアルズ・ゲノム・イニシアティブ (Materials Genome Initiative / 情報統合型物質・材料研究) に係る日米ワークショップを国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS) 、米国国立標準技術研究所 (NIST) 及び米国 ノースウェスタン大学 (NU) 階層的材料設計センター (CHiMaD) の三者により、以下の通り開催いたします。
本ワークショップは非公開にての開催となります。
第一回日米マテリアルズ・ゲノム (情報統合型物質・材料研究) ワークショップについて
開催趣旨
日米両国は材料研究に関して新しい時代を迎えようとしている。それは計算科学にデータベース技術、材料高速合成技術、高速評価技術を融合して進める新しい材料開発の試みである。この試みはアメリカではMaterials Genome Initiativeとして認識されている。この手法は多くの材料開発に適用され始めている。
日米ではこれまでの数十年間に多くの社会インフラが建設され、そのために多くの費用が投じられてきたが、これからの時代は、両国ともこれらの社会インフラを低コストでより長く維持管理することが求められており、そのための先進的な構造材料の開発と新しい手法の開発が急務となっている。
この新しい材料開発の考え方を導入することで、信頼性の高い材料を短い時間で設計し、開発することができる。手法は計算科学、シミュレーションを中心とし、それらを支える高速材料スクリーニングやデータベース、大型施設を使った材料開発である。日米両国はこれらの個々の技術分野で優れた実績を有しており、両国が協力し、個々の技術を融合しシナジー効果を発揮させることでこれらを組み合わせた新しい材料研究の発展を一層加速することができる。
平成26年7月7日に開催された日米科学技術協力合同実務級委員会でも材料科学・計算科学とデータ科学の融合、及びこの未開拓な新規融合研究分野での人材交流を含む日米連携の重要性が取り上げられ、日本側はNIMS、アメリカ側はNISTやノースウエスタン大学が中心となってこの分野における研究課題を継続的に議論するためのワークショップを開催することが示された。今回、提案するワークショップはこの合意に基づくものである。この分野の関係者の英知を集め、新しい材料研究の発展をいっそう加速することを趣旨として本ワークショップを開催する。
参加登録
日本側又は米国側の事務局より招待された方に対して、参加登録ウェブページのURLをご案内します。
宿泊施設
事務局より、オークラフロンティアホテルエポカル及びオークラフロンティアホテル本館を押さえています。
参加者の皆様の内、宿泊をご希望の方については、参加登録ウェブページを通じて、予約希望をお知らせください。
なお、部屋数には限りがあります。
a) オークラフロンティアホテルつくばエポカル
シングルルーム 8,500円 / 泊
(朝食付き)
住所 茨城県つくば市竹園2-20-1
※国際会議場隣。つくば駅まで徒歩10分程度
b) オークラフロンティアホテルつくば (本館)
シングルルーム 9,500円 / 泊
(朝食付き)
住所 茨城県つくば市吾妻1-1364-1
※国際会議場まで、徒歩約10分、つくば駅まで徒歩約2分
会場・アクセス
会場
エポカルつくば
つくば国際会議場 「エポカルつくば」
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3
TEL. 029-861-0001
FAX. 029-861-1209