つくばエキスポセンター展示
「物質・材料研究機構」
開催日:
2009.06.02 - 08.30
終了
開催中はたくさんの方にご参加いただき、どうもありがとうございました。
展示内容
研究機関特別展示 「物質・材料研究機構」
展示室内の様子
軽い航空機、強い建物、コンピュータに使われる半導体や高速通信に用いる光材料など、材料は現在の私たちの暮らしをあらゆる場面で支えています。環境やエネルギーなど、今後の社会に期待される最先端の材料研究についてご紹介します。
関連イベント 「ミニ講座」
期間中は、下記の日程で研究者自身による「ミニ講座」も開催しています。学校の授業や日常では聞けない話ばかりですので、是非ご来場ください。
6月13日(土) 「ダイヤモンドを作るお話」
13:30 - 14:30 | 寺地 徳之 (独) 物質・材料研究機構 センサ材料センター 宝石として有名なダイヤモンドは、石を切ることができる硬い物質で、将来的には電気の世界でも使われる可能性があります。このミニ講座では、ダイヤモンドを作る方法を簡単に紹介し、出来上がったダイヤモンドを見てもらいます。 |
7月31日(金) 「ダイヤモンドの見分け方」
13:30 - 14:30 | 井伊 伸夫 (独) 物質・材料研究機構 ナノスケール物質萌芽ラボ この講座ではダイヤモンドのいろいろな性質 (硬さ、熱伝導、屈折率、蛍光など) を実際に体験し、これらの性質を利用したダイヤモンドと偽ダイヤモンドとの簡単な見分け方を勉強します。ダイヤモンドを燃やしたり、砂の中からダイヤモンドを探したりしてみましょう。 |
8月4日(火) 「とても冷たい世界のできごと」 -超伝導のはなし-
13:30 - 14:30 | 小森 和範 (独) 物質・材料研究機構 超伝導材料センター 非常に低い温度になると、様々な物質の性質は普段の温度でみられる性質から大きく変わります。その中でも最も奇妙な現象の一つが「超伝導」です。このミニ講座では-200℃の液体窒素を使って様々なものを冷やしてどのように性質が変わるかを実験し、また超伝導に関する実験を通して、低温の不思議や超伝導現象について学びます。 |
8月5日(水) 「形状記憶合金について学ぼう」
14:00 - 14:30 | 佐藤 守夫 (独) 物質・材料研究機構 センサ材料センター 力を加えると良く伸び、熱いお湯につけると元の形に戻る「形状記憶合金」について、その不思議な性質やどのようなところで使われているかを実験を通して学びます。また形状記憶合金のもう一つの重要な性質「超弾性」について、どのような性質を持ち、身の回りのどこに使われているのかなどを解説します。 |
8月6日(木) 「金属板でキーホルダーを作ろう」
14:00 - 15:00 | 小森 和範 (独) 物質・材料研究機構 超伝導材料センター 金属には、叩いて延ばしたり曲げたりすることができる性質があります。また金属にもさまざまな種類があり、硬さなどの性質は大きく違います。このミニ講座では、柔らかい「真ちゅう」でできた板を、硬い鋼でできた刻印で叩いてオリジナルのキーホルダーを作ってみましょう。 |
"サイエンスシティつくば再発見" について
茨城県にはどんな魅力があるのだろう?つくば市ってどんな街だろう?自然に恵まれた街?研究所がたくさんある街?あなたの住む地域の魅力を再発見してみませんか?
つくばエキスポセンター
「サイエンスシティ つくば再発見」は、長い年月をかけて育まれた地元の文化や芸能、そして自然のすばらしさを紹介するだけでなく、最新の科学技術分野を担う研究学園都市や地域の研究所等の活動を紹介し、地元で生活する皆様との双方向コミュニケーションの場を目指した展示を行っています。
このエリアは、一方的な情報発信の場ではなく、地域の多くの方と協力して作り上げていくエリアです。
(つくばエキスポセンターHPより)