- 名称
- NIMSイブニングセミナー (69) 「先進材料の特性評価における最近の話題」
- 開催日
- 2009/03/13 (金)16:00~18:00 (終了後、懇親会を予定)
- 会場
- 独立行政法人物質・材料研究機構 東京会議室
東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30森ビル2F 201号室
TEL. 03-5408-5690 (代) / FAX. 03-5408-5695 - 主催
- 独立行政法人物質・材料研究機構
概要
プログラム
| 講義1 | |
|---|---|
| 講義2 |
「先進耐熱鋼の長時間クリープに伴う材質劣化」材料の老化とうまく付き合うために
材料を高温環境下で使用すると、材料を構成する原子の拡散が容易に起こるため、材料組織は時々刻々変化する。高温・長時間の使用に耐える耐熱鋼は、材料組織の変化を抑制するように設計されているが、材料組織の変化を完全に防ぐことはできない。耐熱鋼を使用するプラント等では、こうした不可避的な材料組織の変化に伴う“材料の老化”とうまく付き合いながら材料を安全に使用する必要がある。先進耐熱鋼を例に“材料の老化”について紹介いたします。 |
| 講義3 |
「液中分子ジェットを利用した金属基板上への分子固定」
シリコンテクノロジーを基盤とした電子デバイス構造の微細化は、限界が近づきつつあると言われており、現在、将来に向けて有機分子を利用した分子デバイスの研究開発が精力的に推進されつつあります。我々は、この分子デバイス作製のために必要不可欠な金属への分子固定を行うために、パルスレーザーを利用して液中分子ジェットを発現させ、これに利用することに成功しました。さらに、この世界初の現象のメカニズムの解明にも成功しました。 |
| 講義4 |
「Al-Si鋼溶接熱影響部の靭性」
一般溶接用鋼において、溶接ボンド部の靭性が低い。溶接ボンド部の靭性を確保するには、炭素当量の低減が有効な手段ですが、炭素量の低減は溶接継手部の強度を低下させます。新しく開発したAl-Si鋼は従来の溶接冶金の常識と異なって、炭素量の増加により靭性と強度を共に向上させることができ、冷却速度が大きい場合に特性向上に関して有効です。セミナーではAl-Si鋼ボンド部の靭性について紹介します。 |
次回内容
| 講義日 |
2009年4月10日(金) |
|---|---|
| 科目構成 |
「前期概要とナノテク概論」Open Instituteの実現に向けて
21世紀の始まりとともに、ナノテクノロジーは社会に多大な恩恵をもたらすエマージングテクノロジーとして、世界各国の科学技術政策の重点分野として位置づけられています。世界全体で官民合わせておよそ年間1兆円の投資があり、最も投資額が大きいのが米国、次いで日本、ドイツです。ナノテクノロジーの対象領域は一般的に100nm以下と言われ、比表面積の増大による化学活性の増大、量子効果の発揮などを活かした革新的技術により、情報・通信、環境・エネルギー、医療・バイオ、などの産業領域への多大な貢献が期待されます。一方、ナノテクノロジーの健康・環境・社会リスクに対する懸念も少なくありません。その顕在化の指摘はないが、予防のための取り組みが世界中で活発化しています。 |
NIMSイブニングセミナーについてのお問い合わせ先
独立行政法人物質・材料研究機構
企画部人材開発室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL. 029-859-2555
FAX. 029-859-2799
E-Mail: