堅くて軽いが割れやすい。セラミックスの常識を覆し、亀裂が小さいうちに自ら修復する自己治癒セラミックスをNIMSは開発しました。 軽量化と燃費向上が求めらるジェット機のエンジンに搭載することを狙い研究が進んでいます。
1995年、日本で最初に開発された自己治癒セラミックスですが、治癒するのに要する時間が1000時間 (1000℃) もかかっていました。 NIMSは修復のメカニズムの詳細を解明し、液状物質が鍵を握ることを発見。それを手がかりに、なんと1分以内 (1000℃) で亀裂を修復する実用的な材料にまで仕上げました。 どのようなメカニズムで、どのような実用材料が誕生したのか。詳細はこちらです。
Copyright © 2018 NIMS. All Rights Reserved.