電池研究者の間で、
「究極の電池」と呼ばれる次世代の電池があります。
空気電池です。
名前の由来は、発電に酸素を使うこと。
酸素は、発電の際に空気中から無限に取り込めるため、
電池内にあらかじめ詰め込んでおく発電材料が
少なくて済みます。そのため超小型で
大容量の電池を作ることができると見られています。
充電式の空気電池が実用化されれば、
電気自動車の航続距離は今の数倍に伸び、
需要ははかりしれません。
NIMSは今年7月、低炭素技術を開発するための
国をあげた「ALCAプロジェクト」に選ばれ、
空気電池の開発にあたっています。
そして、充電式空気電池の小型モデルを、
いち早く組み上げることに成功しました。
できたばかりの充電式空気電池の実験室に、
今回カメラが入りました。
その実力を、ぜひごらんください。
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