
π電子性高分子を規則的に配列させるための新たな試みとして、共役高分子との相互作用部位を複数個有する架橋分子(Aligner)および巻き付き型高分子(Twimer) を用いる手法を考案した。

π電子系有機分子の機能化を目指した場合、単一分子の電子状態のチューニングに加え、 超分子集合形態を予測することが重要である。集合に関与する種々の相互作用部位をπ電子系有機分子の π-π相互作用軸に対して直行して導入するというコンセプトを提案した。 π-π相互作用軸に対して直行する軸に導入された他の相互作用部位への摂動を与えることによってπ電子系ポルフィリン分子 の配列形式を制御可能であることを見いだした。


中西尚志
主任研究員
Takashi Nakanishi
杉安 和憲
主任研究員
Kazunori Sugiyasu