文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム
第11回ナノテクノロジー総合シンポジウム (JAPAN NANO 2013) 開催について

2013.01.10


独立行政法人物質・材料研究機構

このたび、「第11回ナノテクノロジー総合シンポジウム(JAPAN NANO 2013)」を開催することとなりましたので、お知らせいたします。

概要

ナノテクノロジープラットフォーム事業は、微細構造解析、微細加工及び分子・物質合成の3つの分野で最先端のナノテクノロジー施設・設備を有する25研究機関が、全国の産学官の研究者に対して、利用機会を提供し、イノベーションにつながる研究成果の創出を目指す文部科学省の委託事業です。このたび、事業活動の一環として「第11回ナノテクノロジー総合シンポジウム (JAPAN NANO 2013) 」を開催することとなりましたので、お知らせいたします。

1. 会議の内容と期待される成果

エネルギー、有用資源の確保、環境負荷低減など現在直面している地球規模の課題に向けて、科学技術が世界の経済、社会に対して果たす役割、貢献がますます重要となってきています。持続的な社会発展のためには、環境と調和しつつ、エネルギーおよび資源の安定的な供給と効率的な利用等に向けての新たな発想にもとづく取り組みが求められます。
ナノテクノロジーには、ナノレベルで計測、物質合成、制御し、さらにはそれらがシステム化されることにより、エネルギー、環境、資源などの課題解決に向けた飛躍的な技術革新が期待されています。
今回の「ナノテクノロジー総合シンポジウム」では、環境に調和したエネルギー・資源の確保に向けた挑戦的な技術開発へのナノテクノロジーの多面的取り組み等に的を絞って最新の研究開発の進歩について展望します。
基調講演には、独立行政法人科学技術振興機構理事長の中村道治氏をお招きして、持続的社会構築に向けてナノテクノロジーへの期待のお話を、国立大学法人東京工業大学教授の柏木孝夫先生には、効率的なエネルギー利用社会を目指すエネルギーのスマート化のお話をいただきます。また、国内外の第一線の研究者をお招きして、再生可能エネルギーに関わる研究状況、バイオマス、レアメタル鉱床やメタンハイドレードのような資源、ナノテクの環境へ適用事例などの最新の研究開発の進歩について紹介していただき、皆様に多様なエネルギー源、省エネルギー、環境へのナノテクノロジーの貢献と研究動向を知っていただく場となる事を目指しております。


2. シンポジウム概要

(1) 開催日時
2013年2月1日 (金)
(2) 場所
東京ビッグサイト 会議棟1階レセプションホール A,B (東京都江東区有明)
(3) 使用言語
英語/日本語 (同時通訳付)
(4) 主催
独立行政法人物質・材料研究機構
(5) 参加費
無料
(6) 参加申込方法
シンポジウムへの参加をご希望の方は下記URLよりお申込ください。

お問い合わせ先

シンポジウムに関する問い合わせ先

〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
独立行政法人物質・材料研究機構 
ナノテクノロジープラットフォームセンター
平原 奎治郎 (ひらはら けいじろう)
TEL:029-859-2777
FAX:029-859-2292
E-Mail:電子メールアドレス

報道担当

独立行政法人物質・材料研究機構 
企画部門広報室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL:029-859-2026
FAX:029-859-2017

似たキーワードを含む プレスリリース

2012.01.24
第10回ナノテクノロジー総合シンポジウム (JAPAN NANO 2012) 開催について (ナノテクノロジー,JAPAN NANO,文部科学省先端研究施設共用イノベーション創出事業ナノテクノロジー・ネットワーク)
2016.01.14
2011.01.24