独立行政法人 物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝) は、大気環境中での低合金鋼の大気腐食特性を対象としたデータ整備活動を推進しており、その成果の一つとして、
- 『腐食データシートNo.3B
炭素鋼、耐候性鋼 大気腐食特性データシート』
- 『腐食データシート No.5 炭素鋼の短期繰り返し暴露の大気腐食特性データシート』
の2冊を平成23年3月31日付けで発行した。
本活動は、物質・材料研究機構 (以下、「NIMS」という) の第二期中期計画 (平成18年度~平成22年度) における知的基盤の充実の一環として進められており、これまでに耐候性鋼の主要合金成分の耐食性への効果等、多くの成果を挙げてきた。
今後、遮へい暴露試験の規格化への基礎データに関するデータシートの発行を企画している。